れる時間は、大きな宇宙の営みから見た場合、まばたきの瞬間なのかも知れません。
たとえまばたきの一瞬でも地上に生を受け、鼓動が動き出した以上、この鼓動が動いている間、止まる前に自分自身が生きていたという証、足跡を残したい。
人々がひしめく大都会、巨大化した組織の中、これが自分の足跡だと言えるものは、なかなか見つけられません。
光男の場合、少年の頃見た夢に、人生のほとんどを費やし、追い求め続けた魔法の箱、テレビ少年物語、ブログそのもの自体が光男の細やかな人生の証ではないかと考えています。
たかがブログ、だけど宝だブログ。
たった一人でもいい、人生灯台の一コマになれば。
長年待ち望まれた沖縄最南端八重山地区への民放の開通、光男の両親が眠る墓にも電波が届きました。
光男の夢は実現したのである。
島を訪れると、わざわざ船でビデオテープを借りに行かなくても済むようになった、と若者たちは大喜び。
テレビを見ていると、おばあちゃんが不機嫌になり、血を流し争うテレビは嫌いだといきなり電源を切ってしまう。
演技で、本当にはやっていないと説明しても分かってもらえません。
NHKしか映らない時代はそうでもなかった。
東京へ帰ったら、そんなテレビは作るなと言われ、穏やかに生活して来た島のお年寄り達の心を乱してしまったのではないかと、考えさせられました。
また、北半球の日本から南十字星が見えるはずがない、と思われる事でしょうがこの地区では、5月の末から6月の初め頃、見事な十字星が見えます。
南の島、夕闇せまる浜風と水平線にひときわ輝くこの神秘的な星に出会う時、何とも言えない安らぎを感じます。
ただこの時期は梅雨時で、特に南の空は積乱雲が多く、この星に出会えれば、心身共に癒されます。
南の孤島、夜の砂浜で大の字になり空を眺めると迫る天の川、宇宙が手に取るようです。
今起きているようだが流れ星、もしかしてかなり前の事象では?
そして迫る壮大な宇宙、地球の鼓動を背にすると、今己は地球を背負っているんだ、と思いを馳せることでしょう。
いや地球は俺が背負って行くんだ、背負っていかなければ、とスケールの大きな人物になれるはずです。
皆さんもそうだが、中学生くらいのお子さんをお持ちの父なら、是非地球を背負う体験させるべきです。
東京の浜で大の字になってもいいが、宇宙を目前に感じられない、南島をお勧めします。
光男は周りからタイニン(大人)タイニンと呼ばれたが、子供の頃、地球を背負っていたこと知らなかったでしょう。
常に国内外、世界を視野にメディアはどうあるべきか、考えていたのである。