場所は錦糸町、知人に、定年したばかりの正彦爺ジーが居る。
体格はスポーツ系、顔も若造りで、いつも元気に散歩、どうみても50代半ば、としか見えない元気の良い爺ジーだ。
ここのところ元気がなく、空ろな眼差し、脅えたような状態。
定年うつ病かと、声をかけてみた。
話を聞いてびっくり、以下の内容である。
先日、暇を持て余し、駅前の喫茶店でも行こうと思って出かけたという。
駅から400メーター手前の信号で、誰もいなかったので、おならを、思いっ切り放ったとの事だ。
良い音・・後に人の気配を感じたので、まずい・・と恐る恐る振り返ると、女の子が自転車で信号待ち。
しまった!?・・思いっ切り放ったおならを聞かれた!・・
と、照れ隠しにが笑いが出た瞬間、なんとその子は、ヘッドホンで音楽を聴いていたのだ。
おならの音が聞かれなかった、という事と、しめた!との安堵感。おかしくなって吹き出したくなるニッタリ顔.
瞬間、視線が合ってしまった。
花も恥じらう二十歳のミニスカート自転車立膝状。
目の前に60がらみの昼間からニッタリ顔。
パンチラを見られた、と一瞬にして恐怖が全身を走る。
咄嗟に慌てて逃げたが脳内大混乱。
屈強なる男が迫ってくるのでは、と脱兎と言う言葉は彼女の為の言葉だ。
必死になって、駅の方向へ逃げて行ったという。
駅前には交番がある。
彦爺ジーからすると、その娘が交番へ駆け込み、変態爺ジー現れる、
と人相書きが町内に回され、いつ何時、自分が変態爺ジー扱いされるのではないか、と不安で、のんびり寝れないそうだ。
人が居ないと思って、思いっ切りおならを放ち、気配で振り返るとその人がヘッドホンをしていると、思わずしめた、と吹き出してしまうよ!・・・
テレビで事件の報道を見る度に、変態扱いされるのでは・・と心の落ち着きを失う。
お願いだから、変態扱いされたら証人になってくれ、と手を合せて拝む。
彦爺ジーを見ていたら、助けたくなってきた。
その子が、慌てて逃げ、交通事故を起こしたら責任は彦爺ジーにあるのだろうか?
神様、ご加護を!!
0 件のコメント:
コメントを投稿