163 ヨモギ
南の島々ではヤギを飼育しており、ヤギ汁は生活に欠かせない。
そして必ずと言っていいくらい、そこにはヨモギが入っている。
ヤギ汁は血圧を上げる、ヨモギは血圧を下げる効果があるとのこと、誠かは解らない。
この組み合わせは、どこの家庭でも行われている。
古老に聞くと、ヨモギは下げ薬(サギグスイ)と呼んでいる。
昔の人はよくぞ血圧計もなかっただろうに、どうやってそのような組み合わせを考えたのだろうか。
南の島には、色々な不思議が一杯だ。
この島の人たちは昔、牛肉は食する風習はなかったが最近では牛肉を食べる機会が多い。
やはり、その時も牛汁にはヨモギを入れて食べる。
島の人たちは知らないところで、健康管理ができているようだ。
ちなみに、ヨモギは野生でどこにでも生えている。
一方、おしんこを多く食べ塩分摂取の多い地域では、血圧高で寿命に影響があるとのこと。
庭先にヨモギを植え、利用するといいかも。沖縄の長寿はヨモギのせいかな。
人間をはじめほとんどの動物は、生きていくのに水を必要とする。
しかし、ヤギは川がなくても水の無い所でも何ら問題なく生きられる。
八丈島の手前に、周りは崖で人が住めない山だらけの小さな無人島があるが、崖でかなりのヤギが野生化して育っている。
勿論無人島で、川もなく水溜まりや雨水を溜める容器も無く大雨が降ってもサンゴ礁の島は即地下水になりヤギの飲み水はない。
非常に過酷な環境で、川などの飲み水がなくても草を食べるだけで問題なし。
ヤギの生き延びる力は半端じゃない。
この黒島では昔、妊娠すると栄養不足で母乳に不安があり、出産日を計算しまず妊娠しているヤギをどう確保するかが、大きな問題だ。
そんな生命力の強いヤギだからこそ、島の人には欠かせない存在である。
牛乳も考えられるが、牛は人間の数倍水を飲む。川のない水を貯めるプラスチック容器のない時代、一滴の水でも重要であった。
0 件のコメント:
コメントを投稿