2026年7月4日土曜日

117 リュウグウノツカイ

 最近、伝説の生き物だと思われた、リュウグウノツカイと呼ばれる魚が釣り上げられたとのこと。

体長数メートル、巨大な太刀魚に似た、鋭い切っ先の口に、流線形の見事な背ビレ。

銀色の魚体には、ブルーラインが1本入っていたとのこと。

巌流島の決闘、佐々木小次郎の物干し竿は言うに及ばず、この魚を怒らせると、人間の心臓は簡単にぶち抜かれるでしょう。

欲に目の眩んだ男が、海で見事に心臓をぶち抜かれ、成敗されたという昔話を聞かされたことがあります。

リュウグウノツカイの怒りに触れたのだろうか?

最近では重さ数十キロ、体長1メートルにも及ぶ、巨大な白イカが釣れ話題になっているとのこと。

海面はスミで黒く染められ、釣り上げる醍醐味は格別だったことでしょう。

一度釣り上げたい、格闘技をしてみたいと描く楽しい夢。

また、畳4枚分にも及ぶ、巨大なマンタをテレビでご覧になったことがあるかと思います。

私、光男がプライベートビーチの如く使用している浜を通り、西表島小浜島間のヨナラ水道を堂々と回遊。

人に危害を与えないため観光の目玉となっています。

無造作に見える海底のテーブルサンゴ類、陽光と見事に調和した動物たちの造形美。

ゆるやかな潮流は夕凪を感じさせ、遊泳の眺めは、地上のいかなる遊覧飛行、宇宙遊泳にも勝るものではないだろうか。

人間にはとてもまねの出来ない、個性豊かなファッションショーを繰り広げ、乙姫たちが舞う竜宮城。

魚たちも、少年の頃に出会った魚たちの、孫かひ孫になっているのかなぁ?

光男は間違いなく、浦島太郎になっていることでしょう。

澄み切った空あり、海あり、命あり。

部屋には、孫たちの大きな写真を張り、5コマ漫画に出ていた、大きなテレビで映画を見よう。

そこは、ひかるの極楽メルヘンだ!!

長年待ち望まれた、羽田石垣島間、直行便が飛ぶようになりました。

更に成田から往復3万円で格安便も出ています。

古代の生き物たちと共存出来る、生まれたままの島。

流れ星の燃える音が聞こえて来そうな島。

体中に張り付く、幸せを呼ぶ星砂の島。

人々の、純な心に触れ合う島。

ここは別天地、ロマンあふれる南の島。

恋を語ろう

夢を語ろう

人生を、語ろう

人生の、アルバムを作ろう


116 持論

 「人生には、ロマンとスリルとメルヘンが必要である!」これは、光男の持論である。

ロマンについては別に書いた通り、スリルも、命を張れる生き方をすれば当然。

さて、光男にとって、メルヘンの世界とは。

やはり、光男のメルヘンは、南の小さな島にしか求められません。

生きる厳しさ、激しさを教えてくれた、台風に遭いたい。

灼熱の太陽エネルギーを浴び、風と戯れ小鳥たちや百面相の雲と語り合いたい。

そうだ、命を誕生させてくれた母なる海の世界もある。

華やかで、色とりどりの熱帯魚たち、格好良くないけどナマコもクラゲもいるだろう。

ヒトデは手が五つ、五回も握手を交わせるなんて、おまえは幸せものだ。

人が親類に見えるのか、擦り寄って来る、小さな耳かきヒレのタツノオトシゴ君、泳ぎが下手で立ったまま流に漂い、どうやって家に辿り着くのだろうか?

魚たちの親子は夜、どうやって寝るのだろうか?

またイソギンチャクに隠れんぼする、真っ赤に白い派手な縦縞のクマノミちゃん。

卑弥呼の世界で、ボスクマノミは自然にメスになり、ボスの座を降りると、自動的にオスに性転換するとのこと。

オスを従えての女王様。

スズメダイやベラ等はクマノミと逆、ボスはオスになり、今までメスだった魚がボスになると性転換するとのこと。

便利というか、人間の世界では考えられない、厳しい世界だ。

周りには、光柱ライトの中、テーブルサンゴの舞台狭しと踊り狂う魚や、薄暗い根元では、魚体をくねらせ愛し合う魚あり。

コバルトスズメの団体は、一斉に向きを変え一糸乱れぬ行動、光に映える魚体の見事な模様は、立体ラインダンスを演出してくれます。

おちょぼ口のハリセンボンが、小ビレをばたつかせ、警戒警報。

突然現れるわんぱく小ザメ、しかし枝サンゴへひょいと入れば絶対安全。

ビー玉ほどの小魚とて、恐れることはありません。

ちょこちょこと出入りしながら揶揄する小魚たちに、小ザメは仕方なく「今に見ていろ、痛い目に合わせてやるぞ」と、威嚇しながら捨て台詞を吐き退散。

見ているだけで、時を忘れさせてくれます。

退職金で、小さな船を買い、風のない日は釣り三昧。

そして風が出れば、畑を耕し、汗を拭かせよう。

果て無き宇宙の天の川の下、母なる大河黒潮に身を委ね、ゆったりとした時浴の中、春には一斉に産卵する魚たちの出産に立ち合う気ままな生活。

子供の頃不自由した飲料水も、同じ町内の島、東洋のアマゾンと呼ばれる、西表島の豊富な水が、海底パイプで引かれており、枯れることはないでしょう。

人生劇場***本土では考えられない、年間日射量、畳2枚分のソーラーで必要な電気は賄えるはず。

水と電気さえ確保出来れば、あとは大自然の恵みで十分、待つのは贅沢過ぎる心豊かな生活のみ。

定年後も夢があり、自分の思った通り楽しく過ごせる。

これぞ、メルヘンの世界ではないだろうか。

115 画像

 


クマノミちゃん


114 明日は華

 そして人生の大海原、舵の取り方次第で、己の未来形は思いのまま。

しかし人々は、先輩の歩んだ人生、位置づけを参考として人生航路を航海。

人それぞれ、目指す分野や人生に、夜空に輝く星の如く、目標とする先人が居ることでしょう。

いつまでも、人生航路の人生灯台として、目標にされる立派な人間になろうではないか。

群れ星の中、ひときわ輝く星になろうではないか。

80年前、遥か南の小島で動き出したこの鼓動。

嘘のような魔法の箱物語を求めた60年間。

常に夢いっぱい、幸せいっぱいの人生を送ることができました。

光男少年の求めた魔法の箱、単なるテレビにとどまらず、素晴らしい幸せの宝箱だったのです。

今の少年なら、月に別荘を建て、どでかい花火を打ち上げ眺めてやる、といった壮大な夢を持てば、結果は50年後に出ることでしょう。

昭和30年代、時代の求める流れも加味したかと思いますが、若者たちが未曾有の勢いで都会へ集中して行きました。

当時、若者たちのロマンを駆り立てる要因は何だったのか、と考えると、あのクラーク博士のメッセージあり。

豊かな時代になったからとて、燃えたぎる若者の情熱は不変。

光男は幸いにも、少年の夢を思い通り実現できました。

自分なりに学び得た多くの教訓から、今こそ若き力を奮い立たせる、令和の語録が必要ではないかと、あえて遥か南の小島より熱きメッセージを送ります。

人生の 喜怒哀楽に ロマンあり。

若者よ! 思い残すな 明日は華。

貴方には 誰にも盗られない 知恵がある。

貴方には 誰にも止められない 鼓動がある。

これしかない!

己の人生ドラマ ロマンを持て。

そして、

 命を張れ。

 命を張れ。


113 幸せの鼓動

一人一人平等に与えられた、この莫大な鼓動エネルギーと、尽きることのない知財を最大限に引き出し、己の目標を真剣に求める、情熱的な生き方。

脳いっぱいに詰め込まれた、溢れ出んばかりの人生のアルバムで、老後を楽しみ、周りに幸せエネルギーを放射出来る生き方。

振り返った時、後悔はない。

これしか なかった。と言い切れる人生。

これこそ幸せの鼓動、と言えるのではないだろうか。

そして油面の海が、雄叫びをあげ暴れ狂う海に変化するが如く、我々の人生においても、厳しく辛い時期もあります。

決して、平穏無事で終わりません。

夢が大きければ大きい程、理想が高ければ高い程、苦労は付き物。

高く険しい登山、直線登山では、息切れ必定。

いろは坂登山になるかと思いますが、夢が大き過ぎ、理想が高過ぎ、いろは坂人生もやむなし。

考え方、目標さえしっかりしていれば、決して、到達不可能ということは、ありません。

平和な飽食時代、食うに事欠く話や街頭テレビの話など、時代錯誤もはなはだしい、と言われるかも知れませんが、たった50年前の話。

人は皆、懸命に仕事を覚え、結婚。子供が出来てからは、育児や教育問題等に追われ、

人生にターボが付いたのではないかと思われる加速。

これから社会人となる人達は、いま一度考えてみる必要があるのではないだろうか。

過疎の島から上京、二十歳で夢を語り貫き通した親友と二人。

青春時代の楽しい思い出を肴に飲み干す、夢涙汗の味わい酒。

一人でも多くの若者達が、夢を貫き、夢涙汗酒を飲み干せんことを願っています。

アリ家族 明日を夢見て 蓄える。

カラスとて無い知恵絞り 生きて行く。

人の道 無駄にはすまい この知財。

人の道 無駄にはすまい この鼓動。


1112 「伝説」

 江戸時代後期(約200年前)の伝説ですが、この島のある男が、くり舟で遭難し遥か南方の無人島へ漂着。

半年後、夢に出てきた神様のお告げを頼りに海へ出ると、黄色いサメが股間へ入り込み、背びれに捕まるとそのまま北上。

一昼夜かけ、元の島にたどり着いた、という伝説があります。

法事も済ませた後での男の帰還に、島中大騒ぎで話は広まり、男は琉球王朝へ呼び出され、詳細を報告。

多良間真牛(たらまもーしー)の伝説として、日本の伝説沖縄編に、しっかり位置づけされています。

素晴らしい掛け軸と当時の状況を克明に記述した古文書が今に残されています。

ジュゴンに助けられた伝説は、南洋諸島にあるとのことですが、サメに助けられた伝説は、どこにもないとのこと。

国内外より、民話伝説等の研究者が調査にくる、貴重な物語です。

何を隠そう、この話は多良間家に代々伝わる伝説で、掛け軸に使われた色や図柄などの調査結果から、描写の技法は、琉球王朝の絵に源流があるとのこと。

色は当時の八重山地区では出せない、島では作れない紛れもなく琉球王朝より贈られた物だとのこと。

琉球王朝の風は、南の島の多良間家にまでささやかに訪れ、わが家は由緒ある家柄でした。

そして多良間光男は、サメに助けられた伝説五代目の子孫。

末代まで、サメを傷つけてはいけない!

食してはいけない!という家訓があり、サメを神様として崇め、供物を絶やしたことがありません。

なにげなく仲間と酒を酌み交わし、注ぎつ注がれ、フカヒレ酒だと言われ、急いで戻しましたが後の祭り。

翌日は飲み過ぎたのか祟りなのか、1日中頭痛がしていました。

ご先祖様に陳謝! 陳謝!

(多良間真牛の伝説は、平成5年2月26日付け中日新聞、3月29日付け東京新聞に日本版ロビンソン・クルーソー物語として、大きな紙面で取り上げられました)


117 リュウグウノツカイ

 最近、伝説の生き物だと思われた、リュウグウノツカイと呼ばれる魚が釣り上げられたとのこと。 体長数メートル、巨大な太刀魚に似た、鋭い切っ先の口に、流線形の見事な背ビレ。 銀色の魚体には、ブルーラインが1本入っていたとのこと。 巌流島の決闘、佐々木小次郎の物干し竿は言うに及ばず、こ...